募集職種詳細

技術系(生産技術)

2026206*【平塚】生産技術|データセンター向け水冷コールドプレートの量産工程設計・設備立上げ ※精密組立・FA設備の経験者向け

職務内容 古河電工は1884年創業、情報通信(光ファイバ/ケーブル)・エネルギー(送配電ケーブル等)・自動車部品・サーマル/電子部品などを手掛ける総合メーカーです。2026年3月期の連結売上高は1兆3,075億円(前期比+8.8%)、営業利益639億円(+35.8%)、純利益725億円(+117.4%、過去最高)。2027年3月期は売上高1.5兆円・営業利益950億円を会社予想としています。
2026年5月に公表した「ビジョン2030実現に向けた経営方針」では、2030年度に連結営業利益2,500億円(2025年度比3.9倍)を掲げ、その8割にあたる2,000億円をデータセンター関連事業(光・サーマル等)で稼ぐ計画です。2026〜2030年度の投資額6,500億円のうち5,000億円を注力分野に充てます。

■募集事業の状況(サーマル・電子部品事業部門/水冷製品製造部)
当事業は、データセンターのCPU・GPUを冷やす放熱・冷却製品(ヒートシンク)を主力に、空冷から「水冷コールドプレート/水冷モジュール」へ領域を拡大しています。会社全体の成長ドライバーに位置づけられた事業です。
・水冷モジュールの売上計画:2027年度1,000億円以上 → 2030年度4,000億円(2026年3月公表。1年前の計画=2027年度500億円・2030年度1,000億円から4倍に上方修正)
・投資:2026年3月にフィリピン・タイ・中国へ550億円(うち水冷モジュール510億円)を決定。2024年度以降の水冷関連投資は累計740億円
・拠点:平塚工場(国内の開発拠点+水冷の国内製造拠点/新棟1,911�屐�2026年10月量産開始)、フィリピンFTL(主力量産拠点、拡張後36,100�屐�2027年1月量産開始予定)、タイ・アユタヤ新工場(2028年1月量産開始予定)
・市場:CPU GPU サーバーの高発熱化で、液冷採用率は2024年約15%→2025年約54%→2026年76%見込みです。高性能サーバーのラックは1台で約120kW、次世代は200〜250kWとされ、空冷では冷やしきれない領域に入っています。
・平塚は水冷製品の開発拠点であり、国内の量産拠点でもあります。新製品・新機種の工程を最初に組み立て、量産条件を確立し、それをフィリピン・タイの量産拠点へ移管するの役割を担います。
つまり本ポジションは「出来上がった工程を回す」仕事ではなく、「世界的な顧客の新しいチップ向けに、まだ存在しない量産工程を最初に作る」仕事です。

■扱う製品:水冷コールドプレート/コールドプレートモジュール
GPUなどの発熱素子の上に直接載せ、内部の微細流路に冷却液を流して熱を奪う金属(主に銅)の精密部品です。1枚のプレートに配管・継手・センサー等を組み付けたものがモジュールになります。
製造工程のイメージ:金属加工(流路・接合面)→ 接合(ろう付け/溶接/シール)→自働機による組立→ リーク試験(液漏れ検査)→ 流量・圧損・外観検査 → トレーサビリティ管理。
1個の部品を「正しい位置に、正しい力で、漏れなく」組み付ける世界で、位置決め精度・治具・リーク検査・自動化が品質とコストを決めます。

■職務内容
データセンター向け水冷コールドプレート/コールドプレートモジュールの生産技術担当として、新製品の量産工程を平塚工場で立ち上げ、および海外量産拠点へ展開します。

<担当業務(経験・志向により分担)>
�々�程設計・ライン設計
・新機種の工程フロー設計、ラインレイアウト、タクト設計(ボトルネック工程の特定と解消)
・重要工程・重要特性の整理、工程FMEA、検査設計との連動
・標準作業(手順・治具・注意点)の整備
�∪瀏�・治具の仕様検討〜導入・立上げ
・組立・接合・リーク試験・検査設備の仕様書作成、設備メーカーとの折衝
・治具設計(位置決め・クランプ・ロボットハンド)、FAT/SAT、立上げ評価、能力確認(CT・稼働率・歩留まり)
��試作〜量産条件の確立
・サンプル作製の段取り、条件出し、量産移行判定(OK基準の整備)
・技術開発グループとの仕様摺り合わせ(「量産できる設計」への提案)
�だ宿淵灰好噺�積・原価企画
・設備・工数・歩留まり・材料ロス・外注を前提に置いたコスト積算
・設計変更の製造影響(コスト・工数・設備・リードタイム)を数値で提示
�コこ偉婿叉鯏世悗旅�程移管・支援
・平塚で確立した工程・治具・検査基準をフィリピン(FTL)・タイ拠点へ移管(出張ベース)
・工場サイドとの折衝、立上げ支援、現地トラブル対応
�Ω楜劼箸寮涵�
・開発から量産に至るまでの工程での顧客対応や折衝、問い合わせや課題解決対応

<入社後のイメージ>
・まずは現行機種の工程で、治具・設備・検査の実物とデータを把握(〜3か月)
・担当機種を持ち、工程設計〜設備立上げ〜量産移行を一気通貫で担当(〜1年)
・海外拠点への工程移管・立上げ支援を担当。将来的にはテーマリーダー/管理職へ

■この仕事の魅力
・世界的なグローバル企業と直接やり取りし、最新の冷却技術の量産工程をゼロから検討し、作りこみができる。
・マザー工場(平塚)で立てた工程が、海外量産拠点(フィリピン・タイ)へ展開されます。自分の工程設計が「世界の工場の標準」になる
・事業は売上計画4,000億円(2030年度)・投資累計740億円の拡大フェーズ。設備投資・人員投入が最優先で行われる領域で、提案が通りやすく、やりたい技術検証を実行に移しやすい環境
・量産開始直後(2026年10月〜)の今は「工程が固まる前」。工程・治具・検査の標準を自分の手で決められる時期

■この仕事の難しさ
・顧客(世界的企業)の要求水準が質・量ともに高く、スピードが求められる
・仕様変更・スケジュール変更が非常に多く、その都度、技術開発・工場・調達・顧客との交渉・調整が発生する
・「決まったことを守る」より「変わり続ける前提で前に進める」力が要る

■こんな方にマッチします
・自動車部品/EVバッテリー/家電/半導体装置/熱交換器など、精密部品の自動組立・検査工程を作ってきた方で、「次はAI・データセンター領域で勝負したい」方
・自分の工程設計が海外拠点に展開され、事業の売上を直接左右する手応えがほしい方
・仕様変更が多い環境を「面倒」ではなく「自分の判断で前に進められる余地」と捉えられる方 
応募資格 ■必須条件(次の� 銑�すべて)
�\彩�部品・精密機器の「組立」または「精密加工」工程で、生産技術として工程設計または設備立上げを担当した経験(目安3年以上)
 ※業界は問いません。自動車部品/EV電池/家電・精密機器/半導体装置/熱交換器/医療機器など、自動組立・検査設備の世界の経験を歓迎します
�⊃轡薀ぅ鵝�新設備の立上げ経験(設備仕様検討〜導入〜量産移行のいずれかを主担当として)
��2D/3D CADの使用経験

■歓迎条件(いずれか)
・治具設計、ロボット/自動機の導入、リーク試験(He/エアリーク等)・流量試験設備の経験
・ろう付け・溶接・接着などの接合工程、またはシール(気密・液密)工程の経験
・公差解析、工程能力(Cpk)、統計的解析、工程FMEAの実務経験
・製品コスト見積・原価企画の経験
・海外工場との連携または海外拠点への工程移管経験
・英語(メールの読み書きと簡単な会話レベル。)
・環境マネジメント(EMS)・EHS・監査対応の経験

■本求人の対象外(別求人をご案内します)
・マネジメント経験を活かしたい方 → 管理職求人へ
・電線・フィルム・化学など連続プロセス系の生産技術の方 → 生技(これまでの)求人へ
・設備保全・設備技術が主軸の方 → (設備)/(設備CNC)求人へ 
待遇 ・雇用形態:正社員(期間の定めなし)
・月給制。賞与年2回。通勤手当・残業手当(残業時間に応じて別途支給)
・試用期間:2か月(条件変更なし)
・転勤:当面なし(海外量産拠点への出張あり)
・福利厚生:在宅勤務制度(一部従業員利用可)、時短制度、出産・育児支援制度、資格取得支援・研修支援制度、社員食堂、借り上げ社宅(通勤距離による)、退職金制度 ほか 
勤務地 古河電気工業株式会社 平塚事業所
神奈川県平塚市東八幡5丁目1番9号(JR東海道本線「平塚」駅)
敷地内全面禁煙